MG6330

2014年02月21日

SONY XBA-H3 インプレッション

通勤電車内での楽しみとして、iPhone5で音楽を聴いているのですが、
SONYのMDR-XB60EXやXBA-10は、それなり値段なりの音質で不満があったので、
2月初頭に、グレードアップを考えて、最寄りのビックカメラにて、XBA-10の上位機種、XBA-40を
試聴したのでした。そのXBA-40ですが、XBA-10に比べて低音域の量感があり、
全音域において、明瞭ではあるのですが、音が固く、伸びやかさに欠ける印象で、
期待のものではありませんでした。

同じ場所に並べてあったのが、XBA-Hシリーズ(XBA-H3、XBA-H2、XBA-H1)の試聴機。
XBA-Hシリーズといえば、中高音域の分解能が高くてクリアな音の再現を得意とするバランスド・アーマチュア(BA)型ドライバーと、
広い音域の再現性に優れ低音域に強いダイナミック型ドライバーを搭載したハイブリッドドライバーの機種です。
試聴するのは無料だからと、価格3万円台のXBA-H3(ハイレゾ音源対応)をいきなり聴いてみたのでした。

フルレンジのBAユニット一基、HDスーパートゥイーターのBA一基、16mmの大口径ダイナミックユニット
搭載のXBA-H3を一聴して、カナル型イヤホンとは思えない程の音場の広さに驚きました。
もちろん、XBA-H3よりも高価なオーバーヘッド型のヘッドホンには及ばないのですが、
カナル型でこんなに凄いのがあるのかと、ショックを受けた程です。

ついでですから、XBA-H2、XBA-1も試聴してみました。
XBA-H2は、フルレンジのBAユニット1基、13.5mmダイナミックドライバーを採用の機種で、
XBA-H3に比べ、音場がこじんまりと狭くなり、余韻に弱い感じ。音域バランスは低音域寄りでキレがイマイチ。
中高音域の伸びやかさ、艶やかさが、XBA-H3よりも減退、H3では聞こえる繊細な音が澱(よど)みがちです。

XBA-H1は、むしろXBA-H2よりも音域のバランスは良い印象ですが、
一音一音の明瞭感、そして音の広がり、深み、キレ、躍動感がH3には、さすがに及ばないという印象です。

他社の同価格帯のものはどうかと、オーディオテクニカのATH-IM03も試聴してみました。
低音域の量感も迫力もあるのですが、キレが今一つ。中高音域も綺麗に鳴らしてくれるのですが、
一音一音の分解能、艶やかさと耳の外まで響く余韻、伸びやかさがもう一歩欲しいところで、
XBA-H3からATH-IM03になびくことはありませんでした。

XBA-H3の在庫はあるのかと探してみるも、取り寄せの札がフックにかかっているだけ。
当初は、XBA-40を視聴し、サクッと買って帰るつもりでビックカメラへ行ったのですが、
予定外の製品を試聴してしまったが最後、心は完全にXBA-H3に奪われていました。
しかし、即決せずに、「とりあえず、注文せずに、一旦検討しよう」と帰宅。

その後、一週間ほど、気に入ったXBA-H3の音質が耳から離れないんです。
結局、試聴した次の休日(2月9日)の朝にビックカメラに電話し、在庫があると知ると、
速攻、「今から買いに行きますので、取り置いていただけますか?」と頼む私が居ました。

XBA-H3を購入してから、10日余りが経ちました。
毎日のリスニングで、約30時間は聴いたところなので、エージングは進んだことでしょう。
この辺で、インプレッションを書いてみようかと思います。


では、以下にて、
【XBA-H3 インプレッション】
※ハイレゾ音源のインプレッションではありません

前述のとおり、XBA-H3は、カナル型とは思えない程に、音の広がりが広く、
そして、楽器同士の音で埋もれがちな細やかな音を、一音一音の立体感さえ感じさせるほどに
再現してくれる高精細型で、イヤホンの外側まで広がっていく余韻が綺麗です。
トータルでみて、色付けは少ないナチュラルな音質で、私的には好ましいものです。

ハイブリッド3wayドライブの効果でしょう、高音域、中音域、低音域のバランスが良好。
低音域は厚みがあるも、クリアでキレがあり、バスドラムの張り具合や打感まで
伝わってくるほどに良好な低音域です。チェロやコントラバスの響きにもゾクッとさせられます。

中音域ですが、ボーカルは押し出し感があり、艶やかで、ドライな歌声ではなく、ウェットなんです。
ボーカリストの息遣いまでナチュラルに再現するほどの、きめ細やかさもあります。
アコースティックギターの弦の響きと木製筐体の響きの心地よさは格別。

ハイハット、シンバル、サックスなどの高音域の音色も破綻無く、艶やかでありながら、
キンキンとした耳障り感がありませんので、聴き疲れしません。

繊細な音の再現力に長けるも、中低音の迫力や厚み再現に弱いバランスド・アーマチュア(BA)型を
中低音域の厚みや迫力に長けたダイナミック型が、絶妙に補い、全音域にかけてウェルバランスな音質に仕立て上げたXBA-H3は、
ソニー自身がカナル型イヤホン史上最高音質の自信作だと明言するだけの価値はあるように思います。

☆写真は、サムネイルをクリックして、拡大してご覧になれます!

※撮影設定の詳細については、Exif Quick Viewerをお使いになれば、
写真拡大後の写真上、「右クリック」、「Exif Quick Viewerを起動」で確認できます(Internet Explorerに限る)。

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PIXUS MG6330のスキャン画像(切り取り&リサイズ)

XBA-H3に付属のキャリングケース。合皮だと思うのですがしっかりしてます。
D800_6304 1280
D800
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
SB-900











SB-900後継現行機。








wao2010 at 11:36|PermalinkComments(0)