花・自然

2023年06月15日

紫陽花 ― 飛鳥の小径(東京都北区)―

写真は、サムネイルをクリックして、拡大してご覧になれます。

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それよりも大きい倍率では、写真がぼやけて見えます。


紫陽花の撮影、自分でも、そんなに撮っていなかったっけ?と思うぐらいで、2017年の6月以来6年振りの撮影で、更に申し上げると、
東京都北区の飛鳥山公園の北側にある“飛鳥の小径”に来るのも撮影するのも、2016年6月24日以来の約7年振りです。

【2016年6月24日の記事はこちら → ここをクリック! 】

前回の飛鳥の小径での紫陽花撮影も雨の日でした。雨に濡れて水滴がついた紫陽花を狙って撮影に行ったのですが、今日も、目的は同じでした。
7年前とは違い、飛鳥の小径の入り口付近が整備されていて、柵の隣を走行する高崎線を構図に入れられる紫陽花畑があります。

撮影し始めた14時頃は、小粒の雨が、少しだけパラパラ落ちてくる、傘も差さなくても良い程度でしたが、次第に本降りに。
しかし、傘を差しながら、当初、1時間程度の撮影時間予定でしたが、2時間余り、撮影に熱中したのでした。

撮影にはトラブルがまれに起きたりしますが、使用頻度があまり高くないタムロンの90mmマクロレンズのオートフォーカスが
作動せず、マニュアルフォーカスで撮影したのでした。フォーカスエイド機能がありますし、接写は元々オートフォーカスは
使いませんので、苦になりませんでした。生産完了して年数がだいぶん経っているので修理可能かどうかは、後日調べることにします。

では、本日撮影した写真たち。今日と明日の2回に分けて公開と思いましたが、一気にアップロードいたします。


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D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

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D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

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D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

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D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

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D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

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D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

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D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

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D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


以降、SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDの、オートフォーカスモーター故障による、マニュアルフォーカス撮影


DSC_0947
D850
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD


次の写真、ちょうど良いタイミングで、高崎線(下り)の後ろ姿を、右上に写せました。

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D850
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD


申し上げるまでもなく、浅い被写界深度ですから、紫陽花が揺れても、私の体が前後に揺れても、カメラが前後に動くわけで、
ピントを合わせたい花房の中心の花の部分からピントがすぐにずれてしまいます。
傘の中棒(シャフト)を、右肩、首、右顎で挟み込んで支えるような感じにして、カメラ手持ち撮影ですから、何枚も撮りなおしました(笑)
しかし、それが楽しかったりするわけです。

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D850
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD

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D850
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD

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D850
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD

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D850
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD

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D850
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD

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D850
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD

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D850
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD

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D850
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD




wao2010 at 22:48|PermalinkComments(0)

2023年04月13日

ハナミズキ 2013 白山通り

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ハナミズキ / 一青窈


昨夜未明に寒冷前線に伴う雨が降った後は、東京に黄砂が二年振りに飛来しており、このハナミズキを撮り、
昼食を終えた13時を過ぎた頃から、快晴の空が薄っすらとスモッグのようになっています。
昼食を終えたら、バイクで出掛けるつもりでいましたが、今日はインドアで過ごすことにしましょうか(苦笑)

最寄り、白山通りのハナミズキ並木のスポットです。西巣鴨交差点から、東京さくらトラム(都電荒川線)の新庚申塚停留所あたりまで、
白山通りの両サイドに、30本ほどのハナミズキが植えられていまして、毎年、この時期になると、総苞(そうほう)が開いてきます。
花芽があるけど、未だ総苞が付いていないハナミズキもあったり、総苞が開き終わり、散り始めている木、開く前の総苞が、
くるりと輪みたいな形になって、中心の花序を包み込んでいるのが沢山のハナミズキなど、開花状況に時差がありますが、
とても見応えがあるものですね。


DSC_0815
D850
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

DSC_0751
D850
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

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D850
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

DSC_0787
D850
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

DSC_0808
D850
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

DSC_0822
D850
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD


総苞が開く前は、くるりとカールを巻いた輪みたいになっているのですね。
中心の花序を守っているかのような愛らしい姿に、夢中になって、何枚も撮影しました。

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D850
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD

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D850
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD

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D850
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

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D850
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

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D850
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

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D850
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

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D850
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

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D850
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

DSC_0875
D850
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

ちょうど、路面を、東京さくらトラム(都電荒川線)の車両が通り過ぎるところでした。
被写界深度のせいでボケていますが、判る人には、何形車両なのかも判るかもしれませんね?
多分、8800形です。
【東京さくらトラム(都電荒川線)車両一覧】→ ここをクリック!

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D850
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)


新学期ですね。女子高生4名の後ろ姿を、ぼかしに入れて一枚。

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D850
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G (IF)



wao2010 at 14:03|PermalinkComments(0)

2023年04月04日

ソメイヨシノ 2023.3.27 at 上野恩賜公園 ~花曇りに彩り~ 後半

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更新が遅くなりました。
2023年3月27日、上野恩賜公園にて撮影した写真の後半です。


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全て、
D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED



wao2010 at 05:35|PermalinkComments(0)

2023年03月30日

ソメイヨシノ+東京さくらトラム at 飛鳥山

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 今年のソメイヨシノの撮り納めです。3月22日で出勤日ではありましたが、概ね5分咲きの時に、青空のチャンスと思い、朝6時50分頃から撮影を始め、
陽が少し高くなった8時近くから一番の目的のマクロ撮影をした東京都北区の飛鳥山公園です。

 撮り納めは、先日ワンショットしか撮らなかった東京さくらトラム(都電荒川線)と本郷通り沿いに咲くソメイヨシノとのコラボ写真です。
このブログの2016年4月3日の記事でも飛鳥山での東京さくらトラムの撮影写真を載せていますが、今日は、その時に撮影した立ち位置から撮影開始です。

 絞り値と、シャッター速度は、自分で決めて、ISO感度はオートにしました。ISO感度も自分で設定するのもありですが、明るい車両の時にISO感度が高いと、
白飛びが起き、濃い色の車両の時にISO感度が低いと露出不足で暗く写ってしまいます。車両の明るさがコロコロと変わっても、太陽が薄雲に一時的に隠れてしまっても、
私が選んだ絞り値とシャッター速度に対して、適正な露出になるように、カメラ側が適正なISO感度に自動設定してくれる訳です。おかげで露出失敗写真はありませんでした。

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次の写真以降、2021年3月24日に撮影し、同日と25日の記事に載せている写真を撮った立ち位置に移動しました。縦の構図でも撮影したかったからです。
この立ち位置に移動する前は、シャッター速度、1/500秒、1/320秒、1/250秒を試し、絞り値は、F5.6、F6.3、F8で、ISO感度オートで試しました。
どれも適正露出で撮れるのですが、シャッター速度によって、ある物の写り方が変わるのです。そのあるものというのは、
車両正面の上に表示される行先名です。その文字が、私が試した中で、1/250秒が、行先名の文字の途切れが少なかったからです。
厳密にみると、車両の系統によっては、1/125秒とか、1/60秒まで落とさないと文字が途切れないように撮れなさそうなものあります。系統によって、
シャッター速度を変えるのは、面倒でしたので、1/250秒未満は試しませんでした。


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全ての写真、
D850
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)



wao2010 at 19:34|PermalinkComments(0)

2023年03月28日

ソメイヨシノ+山手線 at 巣鴨桜並木通り

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 今年は、23区内の殆どのソメイヨシノの名所にて、7分咲きを迎えた23日から4日連続で菜種梅雨の雨に打たれた花びらは、早くも24日頃から散り始めていました。
昨日は、夜に雨が降るまでの日中は、花曇りならではのソメイヨシノを、上野恩賜公園にて撮れましたので、それはそれで良かったと思っています。

 さて、先週は公休日が1日だけでしたので、今週は、27日(月)、28日(火)そして、30日(木)が公休日です。昨夜と今朝5時の時点の天気予報では、
3/28(火)午前中にところにより俄雨でしたが、7時頃から降り出した雨は、午後にかけて、多少小雨になることがあっても降り続けたのです。

 午後からは、昨日、上野公園へ行く途中に、少ししか散り始めていないのを確認済みの巣鴨桜並木通りにてソメイヨシノと山手線のコラボ写真を撮る気満々でしたが、
14時頃になっても小雨が降っていて、諦めムードで横になっていたら、いつの間にか昼寝をしてしまっていて、目覚めたのが、16時頃でした。

 慌ててベランダに出ると、先程までの灰色の雲で覆い尽くされた空ではなく、白い雲が広がっているも、2割程度は青空で、そこから太陽が顔を覗かせていたのです!
 私は、前もって、24-70mmF2.8を付けたD850と、35mmF1.8、50mmF1.4、ブロアー、予備バッテリー、SDXCカードを入れたカードケースなどの一式を入れておいた
カメラバッグを手にして、すぐさま巣鴨駅へ向かいました。撮影ポイントに着くのが、16時30分頃、構図とアングルは、2016年4月5日と2017年4月10日に、
同ポイントで撮影した時と同じ3種類と決めていましたので、後は、露出を間違いなく合わせて、撮るだけです。
4、5分に1本走る時間帯ですから、撮れて4本ぐらいとイメージを膨らませていると、撮影ポイントに着きました。
撮影する焦点距離だって、前回と同じで、50mmの2ショットと、35mmの1ショットと決まっているので、着いてからは、露出チェックと構図チェックをして、待ち構えるだけでした。
逆光と影に入った被写体となるので、ISO感度は、400ないし800かなと見当もつき、いざ、撮影であります!


2016年、同じ場所での撮影記事はこちら →→ ここをクリック!

2017年、同じ場所での撮影記事はこちら
→→ ここをクリック!


まず、本当は、順光の午前中に撮りたいショットから。
何とか、ぎりぎりでコンティニュアス・オートフォーカスの測距点が使える構図です。
思い出しましたが、2016年の撮影の時は、枝振りが長かったこのソメイヨシノですが、
2017年の撮影の時は、バッサリと枝が半分ぐらいの長さまで剪定されてしまっていて、
撮らなかった構図でした。

DSC_0340_1920
D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
マニュアル露出設定
ISO感度:500
絞り:F5.6
シャッター速度:1/500
オートフォーカス AF-C
ホワイトバランス:晴天
焦点距離:50mm



次からは、オートフォーカスの測距点の枠外の位置でピントを合わせたいので、予め合わせたいところにピントを合わせておく “置きピン” で撮影しました。
時刻が時刻だけに、陽が陰ってきます。何本も撮られないので、“置きピン”も、経験に頼るしかありません。私的に、失敗は許されないのです。

DSC_0352_1920
D850
AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
マニュアル露出設定
ISO感度:640
絞り:F5.6
シャッター速度:1/800
マニュアル(置きピン)

ホワイトバランス:晴天
焦点距離:50mm


次に、上の写真の、600万画素サイズも載せます。

DSC_0352_3000 text


次の写真は、上の写真のオリジナルサイズから切り取ったトリミング写真です。
先頭車両の顔の部分のビスまで、しっかりと分かるほど、ピントも来ていました。“置きピン” 成功です!

DSC_0352 trimming



橋の反対側へ移動し、レンズを、AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDに付け替えてのショットです。
ピント合わせは、先程と同様に、“置きピン” です。
内回り狙いのショットですが、この構図での最初のショットにて、内回りの5号車あたりから後方が、外回りの車両と被ってしまいました。

DSC_0366_1920
D850
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED
マニュアル露出設定
ISO感度:800
絞り:F5.6
シャッター速度:1/1000
マニュアル(置きピン)
ホワイトバランス:晴天
焦点距離:35mm



一部の車両被りの為、今日のラストショットとして、もう一本、内回りが来るのを待つことに。
先程まで、右側の建物に陽が差していましたが、太陽が雲に隠れてしまい、全てが日陰になりました。
RAW現像で、露出を上げるつもりと、被写体ブレが心配だったので、若干シャッター速度を上げての撮影です。200mm以上の望遠で、ナナサン構図の撮影なら、
1/500程度で止まるのですが、巣鴨駅を出て、どんどん加速していく地点の車両、35mmでの前方斜め上からの撮影、1/1000ぐらいでないと、被写体ブレが起きてしまいます。
ただ、一本前の写真で、少し被写体ブレを起こしたように感じたので、1/1250まで上げたのでした。

帰宅して、RAW現像した結果、1/1000のも被写体ブレは起きておらず、止まっていましたが(苦笑)

DSC_0372_1920
D850
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED
マニュアル露出設定
ISO感度:800
絞り:F5.6
シャッター速度:1/1250
マニュアル(置きピン)
ホワイトバランス:晴天
焦点距離:35mm


ISO感度800を使いましたが、ノイズ感は気にならない程度です。D810に比べて、画素数が増えていますが、裏面照射型CMOSとEXPEED5の処理能力の高さで、
D810によりも、高感度、一段分は、ノイズ耐性が良くなっているのではないかな、っていう印象を持ちました。



wao2010 at 19:52|PermalinkComments(0)

2023年03月27日

ソメイヨシノ+枝垂桜 2023 at 上野恩賜公園 ~花曇りに彩り~ 前半

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それよりも大きい倍率では、写真がぼやけて見えます。


 今年は、何という巡り合わせでしょう、東京23区内の殆どのソメイヨシノ名所の開花情報が、撮影に適した7分咲き、そして一部の花びらの付け根が赤く染まり始める満開を迎える日まで、
3月23日から26日までの4日間も菜種梅雨で雨粒に打たれ続けたソメイヨシノは、蕾が未だある24日頃から、花びらが地面を敷き詰め始めるという、とても残念な年になりました。
満開を過ぎた散り始めの桜流しの雨なら風情があるように思うのですが・・・。
 そんな残念な現状を思うと、連日の雨予報を見て、概ね5分咲きのタイミングの飛鳥山公園で、3月22日の出勤前、6時50分ごろから約1時間半、快晴の青空を背景にマクロ写真も撮影を決行したのは、
正解でしたね。
だから、満足でもあるわけですが、あと一回は、違う地で、青空を背景にソメイヨシノを撮りたかったですね。

 さて、今日と明日が公休日で、全体の一割か二割程度、散っていても構わない、という思いで、撮らなかった後悔の方が嫌ですから、上野恩賜公園に撮影に出向いたのでした。
 実は、上野恩賜公園のソメイヨシノを生で見るのは、人生初であります。2005年5月に転勤で千葉市中央区に引っ越してきて、2008年5月から2012年10月まで東京都町田市、
2012年10月から名古屋市中村区、3年後の2015年10月からは、今の東京都豊島区住まい。
実質15年ほど、上野恩賜公園に普通に行ける土地に住んでいながら、花見と撮影は他の場所に行くばかりでした。
 上野恩賜公園に初めて来たのが、大学2回生(2年生)の時に東京は神保町駅近くの大学に通う高校時代の同窓生と東京見物をした3月で、ソメイヨシノが開花する前でした。
 上野界隈へは、たまに行ってますよ。バイクでも上野駅の前を通ります。でも、上野恩賜公園にわざわざ行かなかったというだけです。

 では、今日撮影したソメイヨシノと枝垂桜です。花曇りの空のもと、散り始めているソメイヨシノを、如何に彩り良く見える写真を撮り、RAW現像するかがキーポイントです。
 白飛びが起きない程度の露出補正、絞り優先AE、シャッター速度に注意しながら、ISO感度を適時調整という定番の撮影方法です。マクロレンズも持っていきましたが、
結局は、24-70mmの一本だけの撮影で済ませました。構図とアングルは、晴天でもあっても同じようなものになったと思いますが、空の部分をソメイヨシノの枝振りと花で覆う様な構図だったり、
緑と赤も構図に入る場所を見つけたり、花の密度感がある写真になる望遠側を使ったりです。
もちろん、背景をどの程度ぼかすのか、被写界深度を浅くクッキリとさせるか、構図の奥にあるのがメイン被写体なのか、撮りたい写真に応じて、焦点距離と絞りも変えました。

 ではでは、上野恩賜公園で撮影した写真たちです。今日はその前半、明日以降に、後半を公開させていただきます。


DSC_0200
D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
絞り優先AE
ISO感度:100
絞り:F3.5
露出補正:なし
シャッター速度:1/500
オートフォーカス
ホワイトバランス:オート
焦点距離:50mm

DSC_0224
D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
絞り優先AE
ISO感度:200
絞り:F4.0
露出補正:+1.0
シャッター速度:1/1250
オートフォーカス
ホワイトバランス:オート
焦点距離:70mm



次の写真、広角、パンフォーカスです。絞りは、F8

DSC_0227
D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
絞り優先AE
ISO感度:200
絞り:F8.0
露出補正:+1.0
シャッター速度:1/320
オートフォーカス
ホワイトバランス:オート
焦点距離:24mm

DSC_0237
D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
絞り優先AE
ISO感度:400
絞り:F5.6
露出補正:+1.0
シャッター速度:1/320
オートフォーカス
ホワイトバランス:オート
焦点距離:70mm

DSC_0240
D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
絞り優先AE
ISO感度:400
絞り:F5.6
露出補正:+0.7
シャッター速度:1/500
オートフォーカス
ホワイトバランス:オート
焦点距離:70mm

DSC_0245
D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
絞り優先AE
ISO感度:400
絞り:F5.6
露出補正:+0.7
シャッター速度:1/640
オートフォーカス
ホワイトバランス:オート
焦点距離:70mm



殆どの花の中心がまだ緑色で満開、花びらの殆どが散らずに済んでいるソメイヨシノを見つけました。それが、次の一枚です!
花の中心が赤くなると間もなく花びらが散るサインです。花びらで生成されたアントシアニンが枝、幹へと送られるそうなのですが、花びらが散る間際になると、
アントシアニンが枝、幹に送られることがなくなり、花びらの付け根が真っ赤に染まるのだそうです。
アントシアニンが枝、幹に送られるのは、どうして?
・・・これ以上、聞かないでください(苦笑)

DSC_0247
D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
絞り優先AE
ISO感度:400
絞り:F5.6
露出補正:+0.7
シャッター速度:1/500
オートフォーカス
ホワイトバランス:オート
焦点距離:70mm



次の写真、被写体の歪みも抑えつつ、複数の被写体の情報も最小限入れながら、被写界深度も深めに撮りやすいのが、焦点距離35mmですね。
東照宮の本殿にピントを合わせていますが、回折ボケ(小絞りボケ)も起きない絞りF8.0まで絞り、手前の看板の東照宮の文字も読める程度のボケ具合です。

DSC_0254
D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
絞り優先AE
ISO感度:400
絞り:F8.0
露出補正:+0.7
シャッター速度:1/200
オートフォーカス
ホワイトバランス:オート
焦点距離:35mm



次の写真、わたし的に、このレンズで絞り開放のF2.8は滅多と使わないのですが、一部の絵馬だけにピントを合わせ、前後の情報もある程度わかる程度にぼかしたかったので、
あえて、望遠端の焦点距離70mm、絞り開放で撮影しました。人がもっと少ないとより良かったのですが、これはこれで、良しとしましょう。
何枚か同じ構図で撮りましたが、外国の方がちょうど写り込んだのを残しました。日本に住んでいる方なのか、観光でお越しなのかわかりませんが、コロナ禍で入国規制緩和され、
外国人観光客数が増えているという時事的な記録にもなるかと。

DSC_0259
D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
絞り優先AE
ISO感度:400
絞り:F2.8
露出補正:+0.7
シャッター速度:1/500
オートフォーカス
ホワイトバランス:オート
焦点距離:70mm

DSC_0261
D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
絞り優先AE
ISO感度:400
絞り:F4.0
露出補正:+0.7
シャッター速度:1/1250
オートフォーカス
ホワイトバランス:オート
焦点距離:70mm



次の枝垂桜、満開だったら、もっと花のボリューム感がある写真を撮れたんですけどね。次回は、この枝垂桜の満開の時に来て撮りたいですね。
絞りは、何となく、一段絞っただけの、F4.0です。F5.6で、枝垂桜の被写界深度を深めるのも良いですが、シャッター速度が 1/160まで遅くなるのと、ISO感度400までで抑えたいのと、
何となく、背景の看板「梅川亭」の文字を、程よい感じにぼかしたかったので。

DSC_0265
D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
絞り優先AE
ISO感度:400
絞り:F4.0
露出補正:+0.7
シャッター速度:1/320
オートフォーカス
ホワイトバランス:オート
焦点距離:70mm



後半に、続く!



wao2010 at 22:29|PermalinkComments(0)

2023年03月22日

ソメイヨシノ 2023 at 飛鳥山公園 ~ 出勤前の撮影 ~

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今日は、WBC(World Baseball Classic)2023、侍ジャパンの劇的な優勝で、日本中が歓喜の渦に包まれました。本当に、おめでとうございます!
1次ラウンドからの全勝優勝は、2013年のドミニカ共和国以来の快挙です!
格上打線のチームを相手に、バッテリーの踏ん張りと守備陣の大活躍を基盤に、侍ジャパンの、粘り強くチャンスを作り、そのチャンスをものにする打撃陣の実力を、
存分に発揮できた結果だと思います。

昨日のメキシコ戦の村上宗隆選手のサヨナラタイムリーも、大谷翔平選手の初球二塁打から始まった繋ぎの野球の結果ですね。
そして、今日の強豪アメリカ戦、2回表に先取点を入れられた直後の2回裏、昨日のサヨナラ打で覚醒して勢いづく村上宗隆選手の待望のホームランで同点にし、
続く岡本和真選手の逆方向(ライト)への技ありヒット、源田選手のヒットと中村選手の粘りの四球で満塁にした後、ヌートバー選手の
ファーストゴロの間の1点追加で逆転したのも、しぶとく繋ぐ侍ジャパン野球の結果でした。
そして、4回裏には岡本和真ジャイアンツキャプテンにも待望の一発、今大会2本目となる本塁打が飛び出し、それが決勝点となりました。

Congratulation Samurai Japan ! 

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さて、東京のソメイヨシノの名所の大半で満開を迎えるのが今週末という開花状況ですが、あいにく、3/23(木)から3/27(月)まで、雨が続く予報が出ています。
私の月内の公休日は、3/23(木)、3/27(月)、3/28(火)で、一番撮影したい7分咲き、満開のタイミングで、青空を背景としたソメイヨシノの撮影が
難しそうに思いましたので、貴重な晴れの、3/22(水)の出勤前に、一番近い桜の名所の飛鳥山公園に行って撮影することに、先週土曜日ぐらいには決めていたのでした。

今朝は、5時過ぎに起床し、6時過ぎにシャワーを浴びて、6時35分頃に家を出て、6時50分頃には飛鳥山公園に到着しました。

園内のソメイヨシノによって、咲き始め、3分咲き、5分咲き、7分咲き手前などバラツキがありますが、概ね5分咲きという感じでした。


DSC_0004
D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

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D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

まだ日の出時刻から1時間余りの7時頃、朝日が照らしている花の房を探してピントを合わせていきます。

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D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

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D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

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D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

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D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

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D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

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D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

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D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

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D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED



いよいよ、90mmマクロレンズに付け替えての撮影です。要所要所で、オートフォーカスに頼ったり、マニュアルフォーカスで撮影しました。

◇オートフォーカス 絞り F5.6
DSC_0050 af-s
D850
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
絞り優先AE
ISO感度:100
絞り:F5.6
露出補正:+0.3
シャッター速度:1/500
オートフォーカス
ホワイトバランス:晴天

◆マニュアルフォーカス 絞り F4
DSC_0095 mf
D850
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
絞り優先AE
ISO感度:100
絞り:F4
露出補正:+0.7
シャッター速度:1/1250
マニュアルフォーカス
ホワイトバランス:晴天

◆マニュアルフォーカス 絞り F4
DSC_0112 mf
D850
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
絞り優先AE
ISO感度:100
絞り:F4
露出補正:+1
シャッター速度:1/640
マニュアルフォーカス
ホワイトバランス:晴天

◆マニュアルフォーカス 絞り F5.6
DSC_0139 mf
D850
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
絞り優先AE
ISO感度:100
絞り:F5.6
露出補正:+1.3
シャッター速度:1/320
マニュアルフォーカス
ホワイトバランス:晴天

◇オートフォーカス 絞り F4
DSC_0153 af-c
D850
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
絞り優先AE
ISO感度:100
絞り:F4
露出補正:+1
シャッター速度:1/800
オートフォーカス
ホワイトバランス:晴天


帰宅して、朝食をとる時間も考えて、出勤で家を出る時間も近づいて来ましたので、余りこだわらずにスナップ写真的に、
東京さくらトラムと飛鳥山公園の3分~5分咲き程度のソメイヨシノのコラボを撮影して終了!

DSC_0175
D850
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED



wao2010 at 21:43|PermalinkComments(0)

2022年04月21日

ハナミズキ 2022.4.21 白山通り

徒歩圏内、白山通りのハナミズキが、18日と昨日の雨で散り始めました。

今日は15時ぐらいから雨ということですので、午前中に撮影したのでした。
一青窈の『ハナミズキ』に出てくる薄紅色のが、一本あるのですが、
いち早く痛んでしまっており、ほとんど散っていました。薄紅色のは、来年ですね。

ハナミズキ、花びらに見えるのは、苞(ほう)という花びらを下から支える「がく」に
あたる部分で、花は中心の黄緑色の部分なのだそうです。

ハナミズキの木はそれなりに背も高く、空の方、斜め上ぐらいを向いて咲いているので、
たまたま低い位置に咲いているものしか、マクロレンズで撮影できませんでした。
なので、70-200mm F2.8Gをフル活用しての撮影です。ハナミズキの木全体を、
桜の木のような感覚で横から撮影すると、空を見上げている花と苞の横顔が撮れるという感じですね。
もどかしい思いがしつつも、ハナミズキの撮影の楽しさを知ったのでした。
ハナミズキの木を花と苞の群衆を正面から撮影するには、2階ぐらいまでの高さの脚立を
準備して俯瞰で撮影する必要があるな、と思った次第です。

花の撮影、特に花が密集している構図、合わせたい花にマニュアルでピントをぴったりと合わせるのが、
ひと苦労です。
無風時は助かりますが、風がある時は、否応なしに吹いてくれますので、花は揺れます。
なので、無風時は、1/500秒、少しでも風が吹いている時には、シャッター速度が1/1000秒を目安に、
露出を決めていきます。
ちゃっちゃと撮影したい私は、それがストレスですが、撮った写真のピントが決まった時には、
嬉しいですね(笑)。

ピクチャーコントロールを、「ニュートラル」に合わせて、RAW撮影した写真、
普段は、RAW現像時に、ピクチャーコントロールを「スタンダード」や「ビビッド」に、
変更したものをベースに調整していくのですが、今回のハナミズキのは、ほどんどを、
「ポートレート」に変更して仕上げていきました。ハナミズキの優しい雰囲気を出すには、
「ポートレート」が柔らかな色合いになり適していると思ったからです。

 
  写真は、サムネイルをクリックして、拡大してご覧になれます。
※パソコンのインターネットブラウザの表示サイズは、100%に合わせてください。
それよりも大きい倍率では、写真がぼやけて見えます。


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D810
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

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D810
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

DSC_0877
D810
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD

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D810
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD

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D810
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

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D810
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

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D810
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

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D810
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

DSC_0991
D810
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD

DSC_0972
D810
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)



wao2010 at 12:56|PermalinkComments(0)