大型二輪免許技能教習 ―第二段階 1~3時間目―建築設計事務所とチケットショップの御紹介

2011年08月04日

大型二輪免許技能教習 ―第二段階 4時間目―

今朝5時ちょっと前に起床した時点では快晴で、既にまぶしい日差しが差し込んでいた。
横浜市の支店に異動になってから、ニーヨンロク(国道246号)の渋滞が嫌なのと、電車を使った方が早いので電車通勤だ。その為、CB400SFの運転さえ勘が鈍りぎみ。教習に備えて、早朝6時前から、横浜方面へバイクを走らせた。

8時近くに自宅へ戻り、録りためたドラマを見た後、昼12時からの教習を受けるべく玄関を出た。
教習所がある方角を見ると、厚い雨雲があり陸地に向けて霧が立ち込めているように見える。

「これはかなり降ってるな…」

駐車場へ行くと、小雨が降っていた。レインスーツをまとい、教習所へと向かった。

雨なのに二輪教習。豪雨でもバイク通勤していた私には、嫌だなという気持ちはない。むしろ、雨の日の運転も好きだし、路面が濡れた状態での急制動の練習が出来るまたとないチャンスに大いに喜んだ。

直線で40km/hまで加速して、エンジンブレーキ開始位置、両ブレーキ開始位置は、晴天時と同じだが、雨天時の場合は、停止位置が、エンジンブレーキ開始位置から1m長い12m。

私の記憶が正しければ、普通自動車教習で学科で習ったのでは、濡れた路面での制動距離は、乾燥時の1.5倍だったはずなのだが、1m長いだけ。「12mは、難しいんじゃね?」と思いながら、雨天急制動の初体験!

ローで発進、セカンドは軽めに回し、サードでエンジンブレーキ開始地点の直前約1mで40km/hに到達させる感覚で加速、アクセルを戻し、フロント&リアブレーキ開始地点から、一気にブレーキング。意外にも12m以内に止まれた。ていうか、止まって合格やねんけどね。

急制動を10本程やった頃、「体験課題をやりますね。課題は3つです。」と教官に説明を受ける。
課題の内容は次の通り。

(1)普通二輪教習車のCB400SF Revo(250cc並にデチューンされている)で、同じブレーキタイミングで急制動をする。

まさか、そんな体験課題があるとは思ってもいなかったので、自分の乗りなれたCB400SFで教習コースを走るというのは、ちょっと嬉しかった。私が学生の時に中免を受けた時は、CB400SFはこの世に誕生していなくて、VFR400だったのだが、その頃のことをちょっと思い出して懐かしい思いがした。
CB750からの乗り換え、やけに軽く感じる。加速は市販車よりもかなり遅い。250cc並に性能を落としてあるので仕方がないのだが、心が踊った。
スタートラインに止め、40km/hまで加速し、エンブレ、そしてブレーキング。エンブレ開始地点から10mぐらいで止まってしまった。
それで正解なのだ。この課題は、大型バイクと普通二輪の制動距離の違いを知るためのものだからだ。

(2)普通二輪教習車で、急制動のエンジンブレーキ地点までは同じだが、約13m地点のラインにきっちり合わせて停車できるように、ブレーキングのタイミングを決めて停止する課題。つまり、[目標位置への急制動]だ。

(3)CB750に乗り換えての目標位置への急制動

ご想像がつくとおりで、CB750の場合、CB400SFに比べて、早くブレーキをかけなければ、約13m地点の停止位置に止まれない。それを体験する項目だった。「なるほど~」感心しながら課題体験した。結果は、13mに及ばない地点で停止してしまった。「早いよブレーキ掛けるのが(笑)」と教官。体験課題なので、微笑みだけで済んだ。

いずれ乗るつもりのCB1300ならば、尚更ブレーキングタイミングが早くないと止まれないということは容易に想像がつく。これだけでも勉強になった。

そして、続く課題は、CB750だけでの走行。
(4)疑似追突体験
教官が運転する左車線のバイクに対して、右車線を適当と思う車間距離を保ちながら追走。任意のタイミングで教官が急制動をかけたら、こちらも急制動をかけ、教官のバイクに並ばない位置で停止するという課題。

疑似とはいえ、私が急制動で止まった位置は、教官のマフラー付近。リアルならば追突しているではないか。。。
改めて、車間距離の大切さを知った。

(5)指示された方向への回避
これは、中免の時もやったような記憶があるが、ハッキリと思いだせない。
「40km/hまで加速して下さい。そして、青色のサインが出たら右に回避。赤色のサインが出たら左に回避して下さいね」

40km/hまで加速したころに、サインが出た。「青!」。ウケ狙いで逆にしてみようかと思ったが、今後の教習の為にも、右に回避した。

上記の体験課題は、公道では起こりうるシチュエーションだ。自動二輪は仮免許路上教習というものがないので、このような体験課題についても、もっとじっくりと繰り返しやれたらいいのにと思った次第だ。

さて、次回は、シミュレーターと、法規コースの仕上げをやりますねとのこと。いよいよ残すところ3時間だ。卒検および免許取得の日も近い。CB750の重量にもすっかりと慣れてきたので、外周カーブを走っているときに、独自にリーンインやリーンアウトの練習までやって、調子に乗っていたので、ここは再度、基本に戻って、きっちりと仕上げることにしよう。



wao2010 at 16:41│Comments(0)TrackBack(0) 大型二輪免許 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
大型二輪免許技能教習 ―第二段階 1~3時間目―建築設計事務所とチケットショップの御紹介